絶対零度 第1話感想
絶対零度、冬ドラマのトップバッター。
主人公の井沢（沢村一樹）は、妻と娘を殺された過去により、犯罪者に対する怒りが強く、いつ暴走するかわからない。
井沢はいまも妻や娘の死に苦しんでるのね。
その苦しい傷口をえぐるように、井沢のもとに、彼の妻子殺しに使われた凶器が差出人不明で送られてくる。
事件当時からずっとみつからず、行方を探していたもの。
犯人、宇佐美は刑務所の中。
井沢は保釈中の町田に会い、話を聞いた模様。
けれど、町田は井沢と会った後、行方不明になり、公園で遺体となって発見される。
当然、井沢が疑われる。。。
井沢の事情を知る小田切（本田翼）はハラハラして見守り、山内徹（横山裕）は井沢の暴走を全力で止めようとしてる。
今回、山内は監察官になっていて、警察を内側から取り締まる役目を担ってるんだけれど、それとは別に井沢のことを本気で心配してるみたい。
じわじわと前作のことも思い出して、ドラマの世界に馴染めたわ。
今回の未然犯罪潜入捜査チームの統括責任者は香坂朱里（水野美紀）。
未然犯罪捜査の法制化をめざす法務省の官僚。
朱里はちょっとおかしくて、井沢の妻子を殺した犯人、宇佐美に何度も会いに行ってるのね。
井沢はそれに気づいていて、朱里をかなり警戒してる。
朱里ってなにを考えているのか全然わからないの。
けれど、そんな朱里はこのドラマによく似合う。
私は好きなんだけど、ドラマ終盤では殺される予定。
冒頭のシーンで、朱里は胸を撃たれ意識なく横たわっているのね。
その横で銃をもち呆然としている井沢の姿があるのね。
見たままの結末にはならないだろうけど、水野美紀さんがこのシーズンだけで退場するのかと思うと、ちょっと残念な気分になったわ。
ほんとよく似合うんだもの。
そして、今シーズンは柄本時生さんのかわりにパパの方が出演。
柄本明さんが世界的ハッカー、加賀美としてメンバーに加わってた。
あと、吉岡（森永悠希）。キャリアで研修中でこちらに配属。
天才子役としてテレビで活躍していた過去があり、得意のお芝居で潜入捜査もお手のもの。
小田切や山内の潜入の仕方が甘い！と文句タラタラ。
おもしろいキャラだわ。
あたらしいメンバーもいいカンジ。
それと、小田切が潜入先で出会った男性が高杉真宙さんだったよ。
一見、誰かわからなかったけど。
高杉真宙さんも注目株の俳優。
今後、どんな風に小田切にからんでくるのかたのしみだわ。
それから、もうひとり。
驚いたわ。いそがしそうなのに、俳優業もするなんて。
捜査一課の刑事。キャリアで研修中。上昇志向のつよい腹黒っぽいキャラだったわ（笑）
もうたのしみ。
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