木の葉猫の隠れ家~yamabukitowa's diary~

大好きなドラマの感想と大阪のことなどを綴ってます

政令市、京都市が財政破綻?

都構想の住民投票のとき、散々、政令市でも財政難のところは多く、改革が必要と訴えてたんだけれど。。。

 

横浜市京都市、神戸市、堺市とか、報道されているだけでこれだけ。

 

政令市の中でも大きな人口を抱えてるところだよね。

政令市は府県と変わらない権限を得て自由にできる裁量は増えるけど。

そのかわりに負担も府県並みにあるのよね。

 

 

でも、関西のテレビ局はこのことを一切報道してこなかった。

そんな真実を報道したら、都構想に賛成の人が多くなるから。

関西のテレビ局は黙り込んだ。

というより、都構想反対をにじませて報道してた。

 

テレビのアナウンサーも、ラジオで大阪市を無くすまでの必要はあるのかと反対をわざわざ表明してた。

長年、ニュースを読んできて、大阪の財政危機も知ってたはずなのに。

まあ、橋下さん達が大阪を建て直しちゃったから、こんなのんきなことが言えるんだけどね。

 あのままだったら、目を三角にして文句をいってたはず。過去がそうだったから。

 

 

都構想が消えてしまって、どの局でも気兼ねなく京都市の財政難に触れ始めた。

 

このままでいくと、京都市は10年以内に財政破綻するらしい。

これは数年前から言われていたことなんだけれど、いよいよ危機感が出てきたようで。

 

財政を立て直すための行財政改革計画案が発表され、ようやくニュースで取り上げられた。

 

 

京都市民では寝耳に水だった人も多いのでは?

普通、京都市は観光客も多くて、財政は豊かだと思うものね。

しかも、真っ先に住民サービスの見直しに続々と着手なんてね。

保育料や敬老パスなどが負担増になるらしい。

 

 

京都市の内情が報道されて、政令市だから裕福なのではなく、政治をきちんとやってるから破綻せずに済んでいるんだと気づいた人は多いと思うよ。

 

私は、ツイッターで流れてくる京都新聞の記事を読んでいたので、この状況は以前から知ってた。

 

京都市は長年、将来の借金返済に積み立てているお金を切り崩して使い込んできた。

その積立金も底をつき、いよいよごまかしが聴かなくなってきたのね。

 

 

実は、この状況は以前の大阪府と同じ。

大阪府もあと5年で財政破綻すると言われる状況になって、橋下さんが立候補。

劇的に状況を改善してきた。

府政を健全化してきた。

 

 

当時、それを京都市の市長や議員たちはどんな風に見ていたんだろう。。。

 

都構想の住民投票の時、全国の政令市の議員が、大阪にやってきて政令市は裕福なので廃止分割してはいけないと訴えていた。

その中に京都市の議員もいた。

 

京都市の財政難は数年前から知っていたはずなのに、裕福だと言い張っていたのね。

大阪の改革を邪魔しに来ていた。

 

 

京都市は今後、建て直しのために、職員の削減、給与カット、住民サービスの見直しに取り組むという。

大阪府がやったように、知事や議員の給与カットはその案にはないみたいね。

まず、自分たちの身を切ることからするべきと、橋下さんは給料3割カットに退職金ナシにしたよ。

その後の松井知事も、吉村知事もおなじだ。

京都市長はそんなこと考えてないらしい。

 

 

京都市がどんな風に財政を立て直していくのか、京都市民はきっちりと見ておかないとね。

都構想の住民投票の時に、反対運動しに来ていた議員さんたちの動きは特に見ておくといいよ。

 

きっと、あっという間に立て直してくれるよ。

よそ様の改革にまで口を挟んでくるんだから、きっと有能でなんとかできるんでしょう。

 

 

もしかすると、京都は国が助けてくれるかもしれない。

中央集権を守るためだったら、財政破綻していく政令市を国は救うかも。

 

自分たちで財政を健全化し、府市を統合してより効率化しようとする都構想を国は反対してたからね。。。

 

 

京都版都構想みたいな話が京都から出てきたら、おもしろいかも。

京都の状況に合わせた都構想が出てきたら、いいのに。

 

 

やはり都構想は必要なのだ。。。

そう思うなあ。。。